H24.5.27 平標山親子合同登山(娘11歳)!


2012年05月27日

小さな山ガール3人組
平成24年5月27日(日) 晴時々雨 平標山(標高1,984m)日帰り登山

メンバー たけお(40歳)・娘(11歳)&M田さん家族(Mパパ・あやちゃん・ちーちゃん)



先週の男体山登山で、娘はどうやら再び山登りの楽しさに目覚めたようであった。鉄は熱いうちにたたけである!間髪いれずに山登りに連れて行こうと考えていたところに、5月最終の週末は関東北陸地方はどちたも高気圧に包まれ概ね晴れでしょうとの天気予報!


この時期に登りたい山の第一候の平標山が頭に浮かんだ。関東と北陸の分水嶺に位置し風の通り道でもあるこの山は天気が悪いことが多いのであるが、この天気予報ならノープロブレムである。


こうして、急遽2週連続での山登りを企画することにしたのである(どちらも日帰りだけどね)。さっそく、先週知り合ったばかりのM田ファーミリーをダメ元で誘ってみたのであったが、うれしいことにOKの返事をいただいた。


午前6時に平標山登山口に集合、新潟の空は天気予報通りの青空が広がり、なかなかのいい感じである。1週間振りに会ったM田ファイミリーは今回もオシャレである。前日に急遽決まった合同登山に子供達も大喜びでモチベーションも上々。娘には前日に買ってきたゴアの帽子をかぶらせて登山開始。


まだ、花の時期には早かったものの登山道脇では小さな花々が春を感じさせてくれる。この山は最初の鉄塔までの1時間が展望もなく急な登りでとにかく辛いが、尾根まで登ってしまうと展望が開け風も気持ち良く、風景は一変する。

何度かレイヤリングを替えながらも子供達もなかなか良いペースで登り、2時間程で松手山に到着!休憩のプレゼントは最高の展望である。特に雪の苗場山(写真中央)はスバラシかった!



2012年05月27日

松手ルートの笹原の尾根!
松手山からは森林限界を越え笹原の尾根歩きに変わる。ホルスタイン模様の残雪と笹原のコントラストがすばらしく子供達のテンションもあがる。ここから前回の男体山登山に続き「しりとりゲーム」で盛り上がる!罰ゲームは山頂で「きゃりーぱむぱむ」を歌うである!


一部ぬかるんでいる場所もあったが、よく整備され快適な登山道を進むこと2時間で午前10時10分、平標山の山頂に到着!娘は2度目、私は3度目であるが相変わらず、ここの360度の展望はスバラシイの一言である。大人でもきつい標高差1,000メートルを登ってきたのであるが、風も穏やかだったためか、子供達も体力的に随分余裕を持って登れたと思う(親バカかな?)


先客の登山者は5〜6人と人気の山にしては随分と空いていたが、みんな小さな山ガール達に興味津々で声を掛かけてくれた。時間も早いので他の登山者と同じように、このまま一気に仙の倉山まで登りに行くか迷ってしまったが、若干雲が多くなってきたのでお楽しみはまた次回とし、平標山の家方面へ降ることにした。



2012年05月27日


山頂から平標山の家までの1時間は全区間木道が整備されているのであるが、一部雪渓が広がり登山道を見失ってしまった。ここでも先週の男体山に続き雪合戦が勃発!しばし雪遊びに夢中になりながらも、午前11時30分平標山の家に到着。


当初計画では、ここの屋外ベンチにてお弁当にする予定であったが、到着と同時にポツリポツリと雨が降り出したので、平標山の家にて昼食にする。普段はコンビニの菓子パンかオニギリで済ましてしまうことが多いのであるが、今回は嫁が
「運動会か?」と見間違うほど気合いを入れたお弁当を持たしてくれた。M田さんママのお弁当と合わせてみんなで頂いたのであるが、山とは思えない豪勢な昼食に他の登山者から羨望のまなざしを受けるのはなんともいえない気分である。


昼食後は山の家で「山バッジ」を購入し、おいしい沢水をたっぷりと補給、カッパを着こんで午後12時40分下山開始。ここからは樹林帯に入り展望もなく退屈な木道の降りが続くのであるが、みんなで「食べ物しりとり」をしていると1時間ほどで林道に到着。林道からは子供達は草笛を吹いたりミッキーのモノマネをしたりと女の子らしい遊びをしながら、午後3時に無事に登山口に到着したのであった。



行程(行動時間 9時間10分 標高差1,046メートル)

06:10 登山口    (標高  980m) ここからいきなり2時間の急登です!

07:15 巨大鉄塔  (標高 1,411m) 絶好の休憩ポイント、地元高校女子山岳部と遭遇!

08:15 松手山   (標高 1,613m) ここの展望もスバラシイ、雪の苗場山が最高!

10:10 平標山    (標高 1,983m) 娘が蜂に刺されるが、応急処置が良かったので問題なし

11:30 平標山ノ家  (標高 1,650m) 到着と同時に大粒の雨が! 快適な山の家でお弁当タイム!

13:50 平元新道林道(標高 1,180m) 食べ物しりとりの後、子供達は草笛に夢中!(雨模様)

15:00 登山口    (標高  980m) 温泉へGO!(帰りの高速は群馬県でものすごい豪雨)


感想

偶然の出会いから始まった2週連続してのM田ファミリーとの合同登山!
天気にも恵まれ、わきあいあいと本当に良い山登りであった。娘も、あやちゃん・ちーちゃんとの山登りが本当に楽しかったらしく、また一緒に登りたいと俄然登山への意欲が復活してきたようで、「子供と登山」企画はまだ当分続けられそうである。平標山は一見山容もおだやかであるが、天気が変わりやすくガスがでると方向を見失うこともあります。過去に遭難死亡事故も発生している山域につき、子供との登山をお考えの方は天気予報にて十分その点を事前チェックのうえ臨まれることをお勧めします。(たけお)



H21.09に弟と登った時のレポ⇒

H21.10に娘(8歳)と登った時のレポ⇒

H22.06に娘(9歳)と登った時のレポ⇒





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