|
|
平成21年10月25日、娘(8歳)と二人で平標山に登りに行ってきました。
午前6時に登山口駐車場に到着。花の時期が終わってしまっている為か、登山者の車は5、6台と少なく、外気温は9度とかなり寒い。
天気予報は新潟は晴れ、群馬県は曇り!びみょうと思っていたが、見上げた鉄塔の上には青空が広がっていたので、予定通り登山を開始する。
コースは9月に愚弟と下見してきた時と同じ、松出山経由の時計回りコースにすることにした。
登山口(6:20)⇒鉄塔(7:40)⇒松手山(8:20)⇒小ピーク(8:50)⇒強風により撤退決断(9:00)⇒鉄塔(10:00)⇒登山口(11:30)
樹林帯の登山道は、なぜかオレンジ色のムカデが大量発生しており、娘はコワイコワイとなかなか進まない。
「このムカデは葉っぱを食べているから、平気だよ!」とでたらめなことを言いながら、娘を歩かせる。色づいた木々に関心が移ったのか、呆れるほどいっぱいいるムカデに慣れてしまったのか、だんだん良いペースになってきたところで、鉄塔に到着。 |
|
|
|
|
|
この鉄塔で1回目の休憩をいれる。嫁が娘の為に入れてくれた「熱くて、すんご〜く甘い紅茶」を飲ませたところ、えらく気に入ったようである。
(結局、この紅茶、下山までに娘が全部飲んでしまい、私の口に入ることはなかった)
10分程休んだ後、松出山に向かい再び樹林帯を進む。
森林限界に飛び出すと、娘は気持が良いと、フリースを脱ぎ捨て、サッサと先をいってしまう。松出山で他の登山者と話しているところに、なんとか私が追いつく。
娘には、勝手に先に行かないよう注意するものの、展望のよい尾根にでて、ハイテンション化しているようで、まったく駄目である。
さて、青空がみえるが、よくみると巻き雲が発生しているので、ちょっぴり心配になってくる。
すると松出山を過ぎたあたりで、群馬県側からの猛烈の風にさらされる。あと20分も登れば山頂といったところで、あまりの強風に娘が泣きべそ状態に!
山頂は目前!しかも晴れている!このまま無理して登っちゃおうかなとも思ったが、娘が山嫌いになってはもともこもないので、ここで撤退することにした。時計をみると、ちょうど9:00であった。
娘が飛ばされないよう手をつないで降ったのであるが、娘は絶えず隣で「もう二度と山登りなんかしない!」とグズルのであった。 |
|
|
|
|
|
風から逃げたい一心で、かなりのハイペースで鉄塔まで降りてきてしまった。振り返るとつい先ほどまで我々がいた稜線はガスに包まれてしまっていた。ここで、つくづく撤退して良かったと思うのであった(^^)
ちなみに本日、強風のため引返した登山者と、そのまま登頂した登山者はちょうど半々といった感じであった。
オーバーペースがこえたのか、鉄塔の支柱にへたりこむ娘!(ごめんね)
樹林帯に入ると、いままでの風がうそののうになくなり、あわせて娘もみるみる元気を取り戻し、「今度は、お花が咲いている時に登りにこようよ!」と嬉しいことを言ってくれた。 |
|
|
|
|
|
11:30 無事に登山口駐車場に到着!
下山後、駐車場にて娘に温かいお汁粉をごちそうしたところ、機嫌もすっかり治ったのであった(^^) めでたし、めでたしである。 |
|
|