H25.1.27 奥日光、山王峠までスノーシュー(娘11歳)!




2013年01月27日

快晴の奥日光(しかもパウダー)
平成25年1月27日(日)

奥日光、光徳牧場から山王峠までのスノーシュートレッキング

メンバー 5名 M田ファミリー(あやちゃん・ちーちゃん・Mパパ)&たけお・娘(11歳)


今年最初の「娘と登山」レポです。


毎年この時期は娘と筑波山に登りに行くのが恒例になっていましたが、娘との登山も今年が最後になると思ったので(毎年同じようなこと書いてるな〜)、思い切ってM田ファミリーを誘って雪山にスノシュートレッキングしに行っちゃいました(さすがにBCスキーは無理でした('ε'*))

東北・北陸地方は強力な寒波到来の影響で大荒れとなりましたが、関東側の気候に位置する奥日光戦場ヶ原周辺は好天に恵まれ、しかも前日の降雪によりパウダー状態!スノーシューではなんとも、もったいない、できればBCスキーで滑降したいすばらしい天気と雪質に恵まれ楽しい一日を過ごすことができました。(*´∇`*)


注:天気予報では、数日前から強力な寒波到来を注意していましたので、今回の子供との雪山トレッキング企画は、奥日光が快晴無風の時のみ決行するものとし、それ以外の場合は現地集合後でも中止にすることを事前に取り決めたうえで企画しております。このレポを読んで子供との雪山トレッキングに興味を持たれた方もいると思いますが、雪山は天気次第で天国にも地獄にも変わります。好天がのぞめなければ子供連れでは絶対に雪山には入山しないよう留意してください(`ー´ゞ

午前4時に自宅を出発。日光宇都宮道路で既に路面に白く雪が積もっているので、しかたなく日光パーキングでチェーンを装着。2年前にいろは坂の降りでスピンした苦い経験から今回は前輪(FF車)に加え後輪にもチェーンを装着し完全装備でいろは坂を登る。いろは坂の雪はそれほど多く感じなかったが、明智平のトイレは冬季閉鎖中で利用できなかった。いろは坂からみあげる男体山は頂上まできれいに見えていたので、天気が悪い場合の第二企画(霧降アイスアリーナでアイススケート)に移行する必要はなくなったとここで確信する。

閑散とした中禅寺湖周辺のみやげ物店を抜けて、午前7時20分に三本松茶屋に到着。M田ファミリーとの待合わせ時間よりかなり早く到着してしまった。眼前の戦場ヶ原は快晴なれど強風が吹き荒れており少々心配になったが、光徳牧場周辺は四方を山に囲まれているので、天気さえよければ大丈夫だろうとここで決行を決断する。

いくらも待たないうちにM田ファミーリーが到着。昨年の至仏山以来であるが、既に気心の知れた仲である。娘はM田家の娘達とさっそく駐車場脇のパウダースノーでソリ遊びを始めてしまった。


ソリ遊びに夢中の娘達を集合させスノーシューをレンタルする。おとな800円、子供600円で一日遊べてしまうのですんごーくリーズナブルである(^^)



2013年01月27日

山王峠にて子供たちと雪上ランチ!
三本松茶屋から一旦車に乗って、光徳牧場に移動する。光徳牧場の無料駐車場は暖房付の快適なトイレが完備されているので満車のことが多いが、本日は他の車は4台ほどと空いていた。

午前8時40分、光徳牧場を北に向かってスノーシュートレッキングスタート!目的地は山王峠(標高差300メートル)、順調に行けば11時には到着できる計画である。天気は快晴、ほぼ無風、外気温は△7℃とかなり恵まれたコンディションである。


うれしいことに先行者のトレースは皆無!パフパフのパウダースノーに自分たちのトレースを付ける気分は最高である!

途中誤って沢に入り込んでしまったが、子供でも簡単に脱出し後はハプニングもなく気持ちの良いミズナラやカラマツの樹林の中を緩やかに登っていく!娘達の「スノシュー楽しいね!」との歓声に連れてきた私もなんだか、とってもうれしくなってくる。


午前11時20分、無事に山王峠に到着!


育ち盛りの娘達はお腹ペコペコの様子につき、さっそく雪上ランチの準備にとりかかる。まずはみんなのスノーシューで雪面を固めるのであるが、パフパフのパウダースノーはなかなか固まらずに苦労する。

今日のメニューは「おでん」「ラーメンー」「お汁粉」「M田家の奥様が用意してくれた、保温ポットに入れたホカホカの卵焼きとウィンナー」と雪山用温かい物尽くし!雪山で食べる温かいものは本当においしかった(^^)



2013年01月27日

下山はルーファンミスにより谷に迷い込む
山王峠にて2時間近くのんびりと過ごし、午後1時に下山を開始。


せっかだからトレースのないところを行ってみよう!と私を先頭にカラマツ林を南西方向に向かって(もちろん適当)降ってみたのであるが、いつのまにか谷地形入り込み進退極まる((((;゜Д゜)))

元の場所に登り返すのがセオリーであるが、「いい斜面だからソリ遊びしよう!」と今まで出番がなかったMパパ持参のヒップソリでソリ遊びを始めることにする。このソリ遊び、けっこうなスピードがでて子供たちは大喜び。なんとか私のルーファンミスをごまかすことができたのであった)(  ̄▽ ̄)


その後は素直に登り返すも、なぜかまたもや谷に阻まれ元の場所には戻れず((((;゜Д゜)))

どうやら谷がいりくんだ迷路みたいなところに捕まってしまったようである。子連れでルーファーンミスはやばいなと思ったその時、小さな谷を挟んだ向かい側にカーブミラーを発見!なんてことなく林道まで戻ってきていたことに安心する。少々強引に谷を横断(冒険心をくすぐったのか?子供達にはこの谷越えがそうとう面白かったようであるが、Mパパは谷の吹きだまりにはまり相当苦労していたようであった)


その後は、素直に登ってきた自分達のトレースをなぞるようにおとなしくと下山する。


しかし子供たちは遊びを考える天才である!パフパフの雪に手をつないで倒れこんで自分たちの形を雪に残したりして全身でパウダースノーを満喫するのであった。



2013年01月27日

夕方まで快晴の奥日光
光徳牧場近くまで降ると斜度はなくなり明るいミズナラの森となる。あとは迷うこともないので、みんな思い思いに純白の雪原にトレースをつけては、奥日光の雪原との別れを惜しむのであった。

午後3時、光徳牧場に到着、ほてった体を牧場特製アイスクリーム(300円 ちょーおいしい お勧め)でクルーダウンして今回の「合同雪山スノシュー企画」も無事終了したのであった(^^)


ちなみに遊び足りない娘達は、その後三本松茶屋でソリ遊びや雪合戦を始めてしまい大人たちは車に乗せるのに一苦労するのであった。



感想

日本海側は大荒れだったようですが、奥日光は終始おだやかな天気でした。天気・雪質ともこんなに恵まれることはめったにないので、できればBCスキーで来たかっかな〜( ̄∇ ̄*)  もっとも、斜度がないのでBCスキー向きではありませんが、奥日光は雪質は良いみたいで私が買ったBCスキーのガイド本には入門コースとして紹介されていました。

今回で山王峠のスノシューツアーも三回目となりますが、毎回谷に迷い込んでます( ̄▽ ̄;)  もっともみんな小規模な谷だから簡単に脱出できますけどね。25,000分の1地形図にも乗っていないような小さな谷が点在しますので注意してくださいね。

雪崩の心配は感じませんでしたが、ガスがでると方向を見失う可能性があります。もっとも、東側には林道があり、西側は三岳の斜面が迫っていますので、南へ向かえばかならず光徳牧場に出られる地形です。奥日光は寒いですけど、太平洋側の気候につき冬場は晴天率が高いので私の大好きなフイールドです。

娘との登山も、もしかしたらこれがファイナルになるのかな〜

2013年01月27日

GPS軌跡(アンドロイド無料アプリ 山旅ロガーにて)
08:40 光徳牧場(スタート)       標高1,432メートル(快晴 風強い)

11:20 山王峠(雪上ランチ)       標高1,738メートル(快晴 弱風)

15:00 光徳牧場(ゴール)        標高1,432メートル(快晴 無風)



水平移動距離   5.3キロ

標高差      300メートル



軌跡には、私のルーファンミスもしっかりと記録されていますね(´▽`;)ゞ



過去レポ


H22.1.24 第一回山王峠スノーシューツアー⇒


H22.2.11 第二回山王峠スノーシューツアー⇒



追記

翌28日は会社を休み、病院に3カ月毎の癌の再発検査の結果を聞きに行ってきました。
今回もまったく問題なしとのことで、5分で診察終了しました(^^)






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