H25.3.17 試練のシッケイ沢(仙ノ倉)+初イワナ!




2013年03月17日

あいかわらず踝(クルブシ)のあたりがめっちゃ痛くなるシール登高
平成25年3月17日 シッケイ沢(仙ノ倉山)

メンバー 白クマ親分 かっきー師匠 きむっちコーチ ささげさん ひなちゃん たけお  6名


またまた連続しての山スキーレポですが、今回はシュルンドで初イワナもGETしたので、すっかりご無沙汰していた「釣り日記」も復活です (`ー´ゞ


湯沢インター近くのコンビニに朝6時に集合。既に気心知れた仲間達であるが、ゲスト参加の「ささげさん」とは初対面。穏やかなどちらかと言えば線の細い草食系の印象ですが、山スキーに留まらず1年中ほぼ毎週山に登っているとのことで、とっても頼もしい人でした(事実、たえず遅れがちな、おいらをやさしく気遣って待っていてくれたのは、ささげさんだけでしたm(__)m)


さて、今回の標高差1,000メートルを越えるシール登高であるが、先週の日白山での経験が生きたのか、特段苦労することもなくけっこう良いペースで登ることができた。(もちろん、かっきー師匠&きむっちコーチはズンズンと先行してしまうので、登りは白クマ親分・ひなちん・ささげさん・おいらの4名で1グループとなり登高するスタイルとなった)


2月に来た時とは随分と雰囲気が変わり、ヤカイ沢にはかなりのデブリが押し出しているものの、我々が登高したルートは雪がしっかりと安定しており特段雪崩の危険は感じなかった。



2013年03月17日

ふざけて仙ノ倉山の山頂で竿を出すアホ二人
日本列島のど真ん中にデーンと高気圧の中心がある天気図であったが、そこは風の通り道の平標山である。稜線にでるとさすがに風が強い、しかし宇宙まで続いているような青空に気分も最高に盛り上がってくる。


特に平標山と仙ノ倉山の間のコルは最高の天空散歩であったヽ(´▽`)/


先行するかっきー師匠&きむっちコーチに遅れること10分で仙ノ倉山に到着!さすが、谷川連峰最高峰だけあって360度すばらしい展望である。時間はたっぷりあるので、山頂でふざけた写真を撮ろうと忍ばせてきた渓流竿をだすと、かっきー師匠が乗ってきた!さすがは関西人である( ̄▽ ̄)ノ




2013年03月17日

いよいよダイナミックなシッケイ沢をダイブ!
山頂の北側からお楽しみの滑降開始であるが、ひたすらダイナミックなシッケイ沢にびびてしまう(゜ロ゜)


滑りだしの40度はありそうな下が見えない急斜面にすっかり怖じけついてしまったオイラをしりめに、他のメンバー達は次々と歓喜の雄叫びをあげてダイブしていく !!((((;゜Д゜)))

滑り動画

白クマ親分   
⇒その1


かき師匠    ⇒その1    ⇒その2


きむっち    ⇒その1


ひなちん    ⇒その1    ⇒その2


ささげさん   ⇒その1    ⇒その2


カッキー師匠いわく、雪質はこの時期にしてはかなり良いとのことであるが、どうもオイラにはまったく合わず、またスゲー高度感の恐怖からすっかり腰が引けてしまったこともあり、まったくスキー板のコントロールができない状態に陥ってしまったのであった( ̄□ ̄;)!!


山スキー修行も7回目をむかえ少々自信がついてきたところで、強烈な鉄槌をうけたのであった! 好天に恵まれ山スキーヤー憧れのダイナミックな斜面のど真ん中に立っているにもかかわらず、ものすごい高度感にすっかり心を飲みこまれ怖じけついてしまったのであった。ただただ怖くなってしまい斜滑降でなんとか高度を下げるも、そのうち太ももが疲労に耐えきれず自ら転倒してしまうの繰り返である。もはやスキー滑降とは言い難いものであった。

このシッケイ沢、今の自分の技術じゃまったく歯が立たないことを身をもって経験したのであった。その後はひたすらこんなはずじゃ〜との自己嫌悪と転びまくる自分が雪崩を誘発してしまったらどうしようとの恐怖が交互に脳裏を交差する試練の滑降になったのであった(゜ロ゜)


たけお 滑り動画    ⇒その1    ⇒その2



2013年03月17日

ポッカリと穴をあけたシュルンドから初イワナGET!
太ももが疲労に耐えきれず、斜面の中腹に倒れ込み休んでいると、師匠達が「そこは雪崩の危険地帯だから立ち止まらずとっとと滑り抜けろ〜ι(`ロ´)ノ」と怒鳴っている!


そんな訳で慌てて、沢が狭まる危険地帯を滑り抜けようとしたのであるが、既に疲労困憊状態のためスキー板が踊ってしまい終盤は本当に辛い試練の滑りとなってしまった。


何とか小高い台地の安全地帯に到着したところで、やっと休憩にはいる。お楽しみの宴会タイムであるが、自分のイメジーと余りにもかけ離れたひどい滑りに、勧められる酒もそこそこに、すっかり意気消沈してしまったのであった。う〜んこんなはずじゃ・・・(ーー;)

が・・・心易しいコーチ陣はおいらに汚名挽回のチャンスを与えてくれたのであった(・∀・)ノ

「たけ、竿だしてみろ(・∀・)ノ」と師匠達は、雪面に黒い大きな穴が開いたシュルンドの前で遅れて滑り降りてきたおいらを待っていてくれたのであった。さっそく6.1Mのえさ竿にぶどう虫をつけてシュルンドの岩影めがけて仕掛けを送り込むが、風が強くなかなかうまくポイントに届かない(゜◇゜)・・・ (師匠達からの釣らなきゃ許さん光線を全身に浴び一瞬気が遠くなる)


しかし、おいらも釣り師である!釣り師の欲は恐怖心を超えるのである(`Δ´)/

スキー板の機動力を利用してシュルンドに落ちる手前まで近づいてひつこく投入しているうちに、やっと仕掛けがうまく岩の下に吸い込まれる流れに乗ったところで、ゴツゴツとした待望のアタリ(*≧∀≦*)


どりゃーと、シュルンドからごぼう抜きしたのが今シーズン初イワナである!こいつのおかげで「白クマ一家新弟子破門の危機」は何とか免れたのであった(*´∇`*)

もちろん、イワナは即お刺身となり、みんなで酒の肴としておいしくいただきました。


そんな訳で試練のシッケイ沢大滑降はダメダメであったものの、おもいがけず初イワナGETしたことで、なんとか面目は保たれたのであった( ̄∇ ̄*)ゞ


白クマ親分レポ⇒


カッキー師匠レポ⇒
2013年03月17日

GPS軌跡(アンドロイド無料アプリ 山旅ロガーにて)
07:00 三国小学校前           標高  988メートル(快晴 無風)

10:00 平標山稜線            標高1,842メートル(快晴 風強い)

11:00 仙ノ倉山頂上            標高2,026メートル(快晴 風強い)

11:50 山頂北斜面から滑降開始    標高2,000メートル(快晴 風強い)

13:30 毛渡沢合流地点          標高1,072メートル(快晴 無風)

14:00 シュルンドで釣り          標高1,000メートル(快晴 無風)

14:50 群大ヒュッテ前           標高  791メートル(快晴 無風)

15:30 土樽(毛渡橋)           標高 527メートル((快晴 無風)


滑降距離     標高差1,488メートル(林道含む)


感想

山スキー修行も7回目をむかえ、少々自信が着いてきたところで強烈な鉄槌をうけた感じです。ダイナミックなシッケイ沢にすっかりびびってしまい、恐怖から一度腰が引けてしまうと、もう二度と元のスタイルに戻ることはできませんでした。その後は後傾姿勢のため太ももプルプルの試練の滑降となり、憧れのシッケイ沢滑降なのにまったく楽しむことができませんでした。天気雪質とも良かっただけに残念です。まあ〜山スキー初心者がかなり背伸びしてきてしまったのは間違いないので、経験値を積んでからまた挑戦したいと思います(`◇´)ゞ

追記 山スキーと釣りがセットで楽しめるなんて最高の遊びである(*≧∀≦*)






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