H23.5.21〜22 ヘベ隊春の宴会釣行!


2011年05月21日


H23.5.21〜22の二日間でへべ隊春の宴会釣行に参加してきました。

参加者は へべ隊長(ルアー) きむ(ルアー) かず(フライ) たけお(エサ釣り)の4名である。


ほぼ全員が釣師の為いつも早朝からの活動が多いへべ隊にはめずらしく、今回は群馬県太田市に午前10時集合ののんびり企画である。おかげでおいらは、電車で参加することができたのであった。


さて、釣具屋で予備えさを調達したり、スーパーで酒やツマミを調達したりしていたので、林道の車止めに到着したのが午後1時。

長〜い林道では、最近おいらがハマっている天ぷらのタネとなる山菜を探す。すると、かず隊員が偶然にもタラノメの群生地を発見!
すごーい数のタラノメであるが、残念ながらかなり成長してしまっており、食べられそうなものはごくわずかであった。

タラノメの他にも林道沿いにはサンショウの新芽、アザミの新芽が豊富にあり、天ぷらのタネは十分確保!


あとは、メイン食材のイワナの方であるが・・・


入渓早々に、カズ隊員が尺イワナGET! 待望のお刺身確保である(^^)/

その後、きむさん&おいらも塩焼きサイズをGETし17:00に天場に戻ると、そこには既に一杯ひっかけているへべ隊長が・・・

実は、土曜日仕事がはずせなかったへべ隊長は、後続部隊となり、一人マウンテンバイクで我々を追いかけたきたのであるが、無事我々の天場を発見することができたのであった。

しかも、さすがは隊長である!足元のビクには良型イワナが三匹も泳いでいた。

さあ、宴会突入である!

 



2011年05月21日


最近、天ぷらに凝っているおいらであるが、今回いつもの「昭和の誰でも簡単天ぷら粉」が手に入らずに、代わりに「日清コツのいらない天ぷら粉」を持ってきたのであるが、前回のようにカラリと揚がらず、なんとなくベタリとした感じで山菜天ぷらは完全に失敗してしまった。天ぷら粉の違いか他の要因かはわからないが天ぷらの難しさを痛感させられてしまったのであった。


一方時間をかけてじっくり水分を飛ばして揚げたイワナ天ぷらはへべ隊長、きむさんからもなかなかの評価をいただいたのであった。ちなみに
、かずさんはなんでもうまいうまいと食べてしまうので、ラーメンの味覚意外はかなりザックリであてにならないのであった。

かずさんが釣あげた尺イワナは刺身となり、他にもイワナの塩焼き、ナスのシギ焼等酒の肴は超充実!

ビールから日本酒・ウィスキーはたまた泡盛へと焚き火宴会はいつ終わるともしれない、いい感じで続いたのであるが、眠気には勝てずに午後9時にはおひらきとなり、テントにもぐりこむ。



2011年05月22日


翌朝、6時に起きると、きむ&かず両名により既に焚火が起こされ、なんとご飯が炊きあがっていたのであった。モーニングコーヒーとあたたかい朝食(なんとカレー)を食べながら朝の作戦会議である。

本日は飛び道具隊である隊長ときむさんは本流を攻めて、フライ&えさ釣りのかずさんとおいらは上流枝沢の30メートル滝突破に挑戦することにしたのであった。


さて、この枝沢の30メートル滝は大きく3段に分かれているのであるが、3段目は下からは見えない。一段目は簡単に巻けるのであるが、2段目からは捨縄が張られた滝の右岸を登る。足場に落ち葉が多く不安定なのに加え、高度感抜群でこのあたりから
めちゃくちゃ怖い!ただ古いロープが掛かっているので、少々不安があるが、こいつでセルフビレイを取りながらゆっくりと登ることができる。


さて、最後の3段目であるがツルツルの3メートル程のナメ滝である傾斜は20度程だと思うが、
ホールドは全くない!ロープ無しでは絶対に登れない!カズさんに泣きつきロープを出してもらう。落ちれば30−メートル下の滝つぼまでのウォータースライダーであるが、信頼できるロープさえあれば問題なしである。

こうして、おいらの場合はカズさんにロープを出してもらったことで安全に登ることができたのであるが、一番手のかずさんはいったいどうやって登ったのであろうか?

どうやら、あやしい残置ロープ(左写真)に命を預けて登ってしまっとのことであった(乳飲み子を抱えたお父さんは危ないことしちゃダメだよ! ※もちろん十分に強度を確認してから体重を預けてますが、変態釣師のやることです。絶対に真似をしないで下さい)



さあ、命がけで登った滝上は・・・・内緒である!(この滝、登るのも降るのもとっても危険ですので我々のようなシロートが行くべきとこではないとの結論である)



2011年05月22日


天気予報通り10時頃から強い雨が降りだし、雨のなか例の30メートル滝を降るといった最悪の展開となる。おいらは、素直にロープを出して登ってきたルートで滝を降ろうと提案したが、かずさんは滝の直登がよほど怖かったらしく、高巻ルートを探し出し降ることを強く主張。どうやら、かずさんの沢靴はナメ滝にめちゃくちゃ弱いようであった。


左岸に巻道らしきものを見つけ進んでみるが、すぐにロスト!どうやら鹿道だったらしい。雨の中、崖の中腹でまったく身動きができない状態に陥り、下降用のロープを出す。しかし
このあたりの岩はもろく懸垂中のロープが触れると拳大の石がゴロゴロと崩れ落ち危険極まりない。おいらもかずさんも緊張の連続であったが、3ピッチ程でなんとか滝下に降ることができた。ここで、かずさんと熱い握手を交わしお互いの無事を祝う。


正午には天場にて隊長チームと合流(遅い我々を待ちくたびれていたらしい)し昼宴会になだれ込むが、雨と寒さの為、もりあがりに欠け午後1時には撤収。最後は雨の中のグダグダ退却となったのであった。



かず隊員のレポはこちら⇒


感想

今回のようなゆっくりとした集合でも十分楽しめることがわかった。しかもチームを分けることで大人数の宴会釣行も十分可能と思う。もっとも二日目の遡行はかなりハードだったけどね!






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