その10 病理検査発表!


2010年11月08日



その10 病理検査発表!

H22.11.8(月)

退院から17日経って、やっと病理検査の発表である。

(10/14の手術で取り除いた腫瘍については、外注で癌の型と進行具合を調べるので時間がかかります。その結果をみてから今後の治療について相談しましょう!との説明をうけたのであるが、結果発表が手術後1ケ月近く間をおいているので、たぶん今後の治療の必要はないタイプと思っていたのであるが、やっぱりドキドキ待つ時間は短い方が良いにきまっているのである。退院から2週間まったく何事もうわの空であった)


診察は午後からだったので、とりあえず午前中は会社に行ったのであるが、結果が心配でまったく仕事には身が入らなかった。

会社を早退し、午後1時半に嫁と病院で待合わせしていたのであるが、病院に行ってみると嫁が既に予約を済ませてくれていた。
これだけ待たされていたので、すぐに結果を教えてもらえると思っていたのであるが、ここで再度採血され、血液検査の結果を1時間程待ってくれとの話しであった。

たしか、手術後にMRIとCT検査を各1づつ、採血は既に4回もやっているので、ここでの再度血液検査には少々不安を覚える。(´□`;)。


さらに待つこと1時間で、やっと診察に呼ばれる。

嫁とドキドキしながら診察室に入る。

先生の話
 
     
「やっぱり、悪性腫瘍でしたね!非セミノーマである奇形腫が3/4、セミノーマが1/4でした。」

「でも安心して下さい、血液検査の結果、腫瘍マーカーであるAFP値は手術前の48.6から、3.9まで下がってます。」

「発見が早かったので、腫瘍は精巣内のみでした。ステージの分類はPT1M0です。」

「転移はありませんので、今後は3か月毎の経過観察で大丈夫です。」

はあ〜、これでひと安心である (´∀`*)ノ

実はインターネットで色々調べた結果、腫瘍マーカーが反応していたので、非セミノーマであることは覚悟していたのであるが、もし予後不良である絨毛(じゅうもう)癌だったらどうしようと心配していたのである。

ただ、これも後でネットで調べたことであるが、奇形腫てやっは、非セミノーマの中ではもっとも転移しにくいらしいのであるが、一方で化学療法には反応しないため外科的切除が唯一の治療法と大学系HPに書かれていたのがちょっと心配であった。


この日は、会社に検査の結果今後の治療は必要ないことと、今日はこのまま帰宅させてもらう旨伝え、家族3人でお祝いに寿司を食べにいくことにした。


まあ、そんなに高い寿司屋に行ったわけではないのであるが、この日食べた寿司はいままで食べたなかで一番うまかったね!普段まったく酒を飲まない私であったが、この日はほぼ1カ月振りにお酒も飲んで、本当に久々の家族団らんの楽しい一時を過ごすことができた。



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