その1 自覚から診察まで!


2010年10月10日



第二章 精巣腫瘍(精巣癌)治療記録

その1 自覚から診察まで
 
H22.10.10(日)

平成22年10月の三連休は天気も悪いことからヘベ隊企画の谷川岳馬蹄形縦走登山を中止(登山口までいってからの痛恨の解散)し自宅で家族とまったりと過ごしていたのであるが、
10/10(日)の夜、風呂に入ったときふと自分の股間の異常に気がついたのである。


通常、睾丸は玉といっても、ふにゃふにゃとやわらかいものなのであるが、私の左側の睾丸はゴルフボールのように硬くなっていたのである。しかも大きさもふにゃふにゃの右側の玉と比べても2倍程に肥大化しているのである。但し、痛み等はまったくなし!普段こんなところはあまり触らないので、いつ頃からこうなっていたかまったくの不明であるが、直感的になんかやばそうな気がした。


今年6月に顔面神経麻痺が発生した時、2週間前から頭痛等のあきらかな兆候があったのにもかかわらず、それを見落としてしまい、結果として麻痺に至ってしまった。

このことを教訓に、これからは体の異常を感じたらすぐ病院に行くと決めていたので、ためらわず病院に行くことにした。ちょうど、3日後の10/13(水)に会社を半休し耳鼻科(顔面神経麻痺)の診察を予約していたので、ついでに泌尿器科も受診してみることにした。

とりあえず、インターネットで「睾丸・肥大」等で検索してみると、睾丸ガン(精巣腫瘍)の症状がそっくりである。

睾丸が肥大化したにもかかわらず無痛のものは精巣腫瘍の疑いが大らしい。しかもこの精巣腫瘍てやつは95%は悪性つまりガンとのことであった。しかし発症率は極めて低く1/100,000の確率らしい。おいらは、6月に1/5,000の確率の顔面神経麻痺になったばかりなので、まあ違うと思ったのであるが、嫁に股間の異常について打ち明ける。

嫁は「はずかしがらないで、すぐ診てもらったほうがいいよ!まあ、1/100,000の確率ていうなら、たぶん大丈夫と思うけどね!そう何度も病気は続かないよ!」と笑って励ましてくれたのであった。




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