H22.8.28〜8.29 へべ隊、新潟大宴会!


2010年08月28日


6月に突然、顔面神経麻痺という変てこな病気になり1ケ月近く入院した。おかげで、今シーズンはほとんど沢に行くこともできず、家でもんもんとする日々が続いいていたのである。しかし、麻痺から2カ月経過し、外見はほぼ病気前の状態まで回復! そこでやっと、嫁からも沢遊びの許可がおり、今回の新潟宴会の企画に至ったわけである。

今回のメンバーはへべ隊長、サル副隊長をはじめ、きむさん、カズさん、はっしー、トッシー、わたくしタケオと、ラテン男HEIDI氏と総勢8名の大所帯である。場所はヘベ隊のホームベースとなりつつある新潟県某沢! この沢なら、どんな大所帯でも十分なイワナが確保できちゃうのである。イワナの塩焼き、イワナの刺身とイワナ尽くし宴会を期待して、今回用意した秘密兵器「折り畳み自転車」で呆れるほど長い林道に突入するのであった。



2010年08月28日


さて、なんといっても、私にとっては3か月振りの渓である!午前10:00、テン場に着くやいなや、いてもたってもいられなくなり荷物をデポし、釣竿片手に上流の沢に突入するのであった。(もちろん、きむさん、かずさんも釣師の性か行動はまったくいっしょである!)

「そんじゃ、すぐ帰ってくるからオカズ調達してくるね!」と渓流初心者のはっしー、とっしーをテン場に放置してしまうのであった。

昨年は呆れるほど釣れた沢であるが、今年は渇水の影響かイワナの出も渋かったのであるが、そこはキムさん、カズさんが持ち前の飛び道具を駆使したアウトレンジ攻撃で、次々にイワナをゲットするのであった。

釣りに夢中になりテン場に戻ってきたのは14:30を過ぎてしまったが、後続部隊のへべ隊長、サル副隊長、HEIDI氏とも無事合流し今回のメインイベントの大宴会へと突入していくのであった!



2010年08月28日


自慢のイワナ尽くし料理を用意している傍らで、ゴソゴソとHEIDI氏が巨大な発砲スチロール(氷が満載されて10キロはありそうである!いったいどうやって持ってきたんだこのおやじは!)の中から3キロはあるカツオをおもむろに取り上げた!

新潟奥地のテン場に歓声が響き渡る!この時点でイワナの刺身に箸をだすものは皆無となり、主役は、すっかりカツオに持っていかれてしまった。

プロの料理人でオーナーシェフであるHEIDI氏は、わざわざ築地でこいつを仕入れてきたとのことである。そして発砲スチロールをまな板にカツオの解体ショーの始まりである。

見事な包丁さばきで、まるごと1本からサクへそして切り身へと切りだされていくカツオは、キラキラと脂が光り輝き、まさにこの後の至福の大宴会の主役にふさわしい存在感である。

なんとHEIDI氏、刺身のつま用の紫玉ねぎとカイワレ大根も完璧に用意し、こちらも見事な包丁さばきを披露してくれたのであるが、あいにくこの量になると盛り付ける皿がなく、へベ隊備品鍋に盛り付けるのであった。



2010年08月28日


大宴会突入!紫玉ねぎのツマと一緒ににんにく醤油で食べるカツオの味は・・・・最高である。カツオてこんなにウマイものなの!テン場は祝福に包まれる。HEIDI氏の話では「スーパーで普段我々が口にするカツオの刺身は年越しの冷凍もので、築地で仕入れたこいつはまったくの別物なのだよ!ふふふ」とのことである。料亭で食うような刺身を渓で食べているのであるから、なんとも贅沢な話である。

あまりの旨さに、カツオの中落ちにかぶりつくトッシー!そしてヘベ隊長のギターのもと踊りだす隊員達!

大宴会はどんどんヒートアップしていくのであったが、午後10:00HEIDI氏が「いけね、明日サッカーの試合なんだな!車に戻るわ!」、「ヘベ帰るぞ!」と自転車でも1時間以上かかる夜の林道に、こちらも明日娘のソフトボールの試合があり先に帰らなければならないへべ隊長を巻き添えにして消えていったのであった。最後に「今度はブリ1本持ってくるね!」と言い残して。



2010年08月29日


酒の飲めない私(たけお)であるが、HEIDI氏に持ち上げられてひどく酔っぱらい、そのままいい加減な格好で寝てしまった(ほぼ全員が泥酔状態で寝てしまったので、夜中に誰かがタープを破壊してしまったのか、朝起きるとひどい状態であった)。

翌朝8:00をまわり、やっとモソモソと起き始めたヘベ隊メンバー達は、昨晩おいらが炊いたゴハンとイワナ汁(きむさんが採ったちたけ入り)で朝食を済ますと、今日も釣師達はイワナを求めて渓に突入するのであった。

二日目の沢は一部水線突破が必要なところもあるも、夏の太陽をキラキラ浴びたとびきりの美渓が、我々を迎えてくれたのであった。

(上段中央の写真は、へつりに失敗しておもいっきりドボンしたおいら!)



2010年08月29日


さて、沢靴を装備していないハッシー、とっしーは二日目も放置プレーされたのであったが、のんびりと昼寝などしなが夏の終わりの渓を全身で感じたようであった。

二日目の昼食はきむさんが釣あげた泣き尺イワナの刺身と沢水でキュと締めたそうめん(めんどくさかったので鍋に白だしと麺をすべてぶち込んで、みんなで食べたなであるがすんごーく美味かった)、それとイワナの塩炊き(マース煮)でサッパリとした食事を済ませ、最後にわるのりで持ってきたパイナップルにカブリつき(すんごー甘かった)、今回のミッションも無事終了したのであった。

最後にHEIDIさん「おいしいカツオをありがとう!今度はブリ1本お願いします(^^)」

⇒HEIDIさんのレポ

⇒カズさんのレポ




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