その4 麻痺翌日から入院まで(6/24〜29)


2010年06月24日



H22.06.24(木) 麻痺から1日後

主な治療 自宅で飲み薬
バルトレックス錠500 朝・昼・晩 各2錠
プレドニン錠5mg   朝・昼   各6錠(ステロイド)
メチコバール500ug  朝・昼・晩 各1錠

会社を休み9:00に脳神経外科受診(心配した嫁も会社を半休し付き添いする)
昨日の当直の先生に受診、この病気は症状が確定するまで1週間かかります。1週間後に耳鼻科にて麻痺の具合について検査しますとの説明をうける。1週間分の薬を処方され帰宅。

今考えると、この日はたいした検査はしなかったし、入院とかの話もまったくでなかった。
そもそも、この病気は脳神経外科でなく耳鼻科だったんだよね!
この日に耳鼻科受診していたら、もしかしたら別の治療始めてたかな?

まあ、この頃は薬飲んでら治るのねぐらい楽天的であったからしかたないけどね。

そして、その日の夜風呂に入ろうとした時、右目が閉じないことがどんなことか痛感させれたのであった!

まずシャツを脱ぐ行為が全然ちがったものになったのである。シャツを脱いだ瞬間、裏返しの生地がまばたきしない右目に直接触れめちゃくちゃ痛いのである。最初のうちは意味がまったくわからならず、3度くらいは目と生地が直接触れるようなことを繰り返してやっと理解したのである。そして、シャンプーこれ最悪!いつものとおりシャンプーしたら、当然右目閉じないもんだから!風呂場で一人悲鳴をあげる!まあ、これについては翌日から水中メガネ着用にて簡単に解決できたのだけど。

それと、朝の洗顔と3度の歯磨きはうがいがうまくできないんで、こいつは思ったより大変なことだとだんだん気が付き始めたんだな。



2010年06月25日

麻痺から2日後(6/25)の写真
H22.06.24(金)麻痺から2日目

主な治療 飲み薬
バルトレックス錠500 朝・昼・晩 各2錠
プレドニン錠5mg   朝・昼   各6錠(ステロイド)
メチコバール500ug  朝・昼・晩 各1錠

普通に出社するも、阿修羅マンのような顔にみんなドン引き状態。
しかたなく、マスクをつけて仕事する。それにしても閉じられない右目が乾いて仕事にならない。右目をつぶろうとすると左目だけが絶えずまばたきしてしまい、異常な表情。
口の右側が開かない為かみな私の話が聞き取れないようであるし、相当気をつかっているようでもある。

普通の食事はとてもとれない(食べこぼしがひどいので、同僚にはみせたくない)ので、ウィダーインゼリー2本をコンビニで購入し鳥が水を飲むように上を向いて喉に流し込む。俺こんなんで大丈夫?なんか悲しくなってくる。

この日は遅れてしまった仕事を取り戻すため8時過ぎまで残業。どうせ明日明後日は土日で休みだしちょっと無理してもいいかなと思ったのである。

帰宅したとたん嫁に散々怒られる。
そう、嫁には午前中で早退すると言って家を出たのであるが、仕事を始めてしまうともう止まらないのである。たけおもガムシャラ系サラリーマンなのである。なんちて・・


嫁にまたいつものように土日に山遊びしないでよ!と念を押される。さすがに今度ばかりは釣りに行く気になれないね。
ヒマなので顔面神経麻痺の顔で娘をからかう。にっーと笑うと、ありえないリアルひょとこ顔!


娘からは、「パパ運動会来ないでね!」のきつい一言!

この時は、まだまだ楽天的!



H22.06.26(土)麻痺から3日目

主な治療 自宅で飲み薬
バルトレックス錠500 朝・昼・晩 各2錠
プレドニン錠5mg    朝・昼   各6錠(ステロイド)
メチコバール500ug  朝・昼・晩 各1錠

嫁から外出禁止令がでてしまい(当然か)娘と自宅でニンテンドーWiiスポーツでまったり過ごす。ネットで顔面神経痛について調べたりするも、まだまだ顔面神経麻痺をかなり軽く考えている。(すぐ薬を飲み始めたから治るでしょてな感じ)




H22.06.27(日) 麻痺から4日目

主な治療 自宅で飲み薬
バルトレックス錠500 朝・昼・晩 各2錠
プレドニン錠5mg    朝・昼   各6錠
メチコバール500ug  朝・昼・晩 各1錠

午前中は娘とwiiで遊び、午後から鷲宮神社に家族3人御祓いに行く。
嫁 大厄払い(実は嫁は先月タクシーにはねられ病院通い中、幸い怪我は軽微)
俺 病気回復(顔面神経麻痺)


本殿にて神楽の舞と御祓いをうけたが、和太鼓の音が右耳の鼓膜を直撃・・・???
今までありえない感覚に失神しそうになる。
どうやら、我々の耳は大きな音は瞬時に和らげて脳に伝える機能がついているようであるが、これをつかさどっているのも抹消神経のようなのである。こいつがダメージをうけている私は音量調整ができないようなのである。
そんな訳で、無形伝統文化財であるお神楽を堪能することなどまったくできず、へろへろになりながら本殿から脱出したのであった。




H22.06.28(月) 麻痺から5日目

主な治療 飲み薬 ※今日からプレドニンが1回4錠に減る
バルトレックス錠500 朝・昼・晩 各2錠
プレドニン錠5mg   朝・昼   各4錠(ステロイド)
メチコバール500ug  朝・昼・晩 各1錠

普通に出社するも、自分でも言葉がこもってしまうのがわかる。特に電話の場合相手が聞き取りにくいようである。自分では普段と同じつもりであるが、周りがかなり気を使っているのがわかる。どうせ完治するまで長くかかる病気、居直って仕事しようとこの時は考えていた。

昼食は、またしてもウィダーインゼリーをひょっとこのような口をして流込む。しかし、ほとんど閉じない右目の痛みMAX! 絶えられず定時に退社。




H22.06.29(火) 麻痺から6日目(入院前日)

主な治療 飲み薬 
バルトレックス錠500 朝・昼・晩 各2錠
プレドニン錠5mg   朝・昼   各4錠(ステロイド)
メチコバール500ug  朝・昼・晩 各1錠

普通に出社、右目の痛みがひどい! まばたきをしようとすると、絶えず左目だけが閉じてしまう状態。はたで見ると、顔右半分はすまし顔なので、左側に異常があるとみな誤解する。麻痺しているのはすまし顔の方なんだけどね。

このころは、ひたすら閉じない目の痛みに苦しんだ!



2010年06月29日

麻痺発生から1週間後の写真(自宅にて)
笑っているつもりなんだけど!こわい

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