H22.4.18 魚止めの先へ!


2010年04月18日


今シーズン2回目の釣行レポです。

今回の同行者は、エサ釣り修行を開始したカズさんである。既に気心知れた仲間であることから、二人で話し合った結果、ただのイワナ釣りではつまらないので、「魚止の滝をつきとめ、その上にイワナを運び上げよう!」と意欲的なミッションが場当たり的に決定したのであるが・・・、魚止の滝で、まさかの尺イワナ! 最高の一日であった(^^)


4/16(金)は4月中旬にもかかわらず関東地方は40年ぶりの降雪にみまわれ、真冬のような寒さであったが、当日はほぼ日本列島全域が高気圧におおわれ快晴。そんなわけで、ポカポカ陽気のなかで、のんびり釣りができると期待していったのであるが、金曜日に積もったクサレ雪が沢靴のフェルトにひっつくは、水温は低いはで、かなり厳しいスタートとなった。


さて、釣果のほうはと言うと、かなりよい感じである。おそらく我々が今シーズン最初の入渓者であったのであろう。



2010年04月18日


6寸から7寸クラスが中心であるが順調に釣り上がり実績のあるたぶん魚止めの滝と見定めていたポイントに到着した時には、既にぶどう虫30匹は使いはたしていた。

大物の気配がプンプンする魚止の滝には、まずはカズさんがブドウ虫でチャレンジするが・・・・・、痛恨の根掛かり!


そんじゃ、すまないねと私がカズさんの竿の隣にミミズを落としこむと、目印がゆっくりと水平移動・・・、「きたぞ、きたぞ!」とガッと合わせてみたものの、重いだけ・・・、根掛かりかな?と竿を立てた瞬間、ヌーとナマズのようなイワナの頭が水面に現れた!!! 二人とも「うぎゃー」声にならない叫び声をあげる!


竿は超硬調5.3メートル、仕掛けは先ほど作ったばかりの1号通しのチョウチン! 巨大な顔をみただけで、とにかくあせってしまい取り込み方法を考える余裕などまったくなく、強引に抜きあげてしまった。たまたま根掛かり中のカズさんが、取り込みのグットポジションにいたことから手づかみで確保してもらう。釣り上げた尺イワナは春の陽光を全身に浴びて黄金色に輝いていた!

※右上の写真がまさにその時のものである。注:釣ったのは私であるが、なぜかガッツポーズのカズさん!


とにかく落着こうと、お互い深呼吸をした後、メジャーで測ってみると36センチ!しかもでっぷりと太ったメタボイワナである。これまでの自己記録は35センチだったので、1センチ更新しての記録更新である。うれしさがこみ上げてくる。

刺身にしたら脂がのっていてうまいだろうな〜とも一瞬思ったものの、写真を撮らせてもらった後、魚止めの主には滝壺にお帰りいただくことにした。



2010年04月18日


さて、こんなイワナを釣ってしまうと、気持が満たされ、もういっぱいいっぱいの私であったが、カズさんの方も「根掛かりさえしていなければ俺が・・・!」と冗談とも本気ともとれない顔をしては、尺イワナGETを祝福してくれたのであった。


その後、尺イワナを釣った滝壺の上の沢についても釣り登ってみるも既に魚影はなく、魚止の滝を確認。
ズックビクで生かして運び上げてきたイワナ達を放し、今回のミッションも無事終了したのであった。


5年後はイワナの桃源郷ができるかな?



2010年04月18日


追記

沢伝いに帰るのがめんどくさかったので、尾根まで登って帰ってきたのであるが、クサレ雪にすべりまくりめちゃくちゃきつかった!


ただ、最後にカズさんが山菜の王様タラノメGET! 全部私がもらいました! カズさん、ありがとね(^^)


帰宅後、天ぷらにしたら娘(8歳)がえらく気に入ってしまい、気がついた時には私の口には1本も入りませんでした!




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