H24.5.4〜5 ゴールデンウィークの渓!


2012年05月04日


平成24年5月4日〜5日 群馬県某沢  メンバー へべ隊 かず はし たけ


平成24年のゴールデンウィーク後半戦はソロで残雪の谷川界隈でも縦走しようと思っていたのであるが、どうも天気予報がよろしくないので躊躇していた。そんなところに、かずさんからやっと仕事が休めそうなので、テント箔で釣りに行かないかとの誘いをうけたのである。もちろん二つ返事でOKである!


前日から関東地方には前線が通過中につき天気は、まったく期待できなかったのであるが、そのぶん釣り人も少ないだろうと期待したにもかかわらず、到着した車止めにはデーンと先行者達の車が駐車されてあったのであった。


ま〜あ、最近の我々のスタイルは
釣りより沢宴会がメインなので、長〜い林道歩き中に次々にミニバイクや自転車の後続釣り師隊に抜かれてしまったにもかかわらず、この鼻息釣り師達を穏やかに見送る余裕ができてきたのであった。(へべ隊も、おとなになったものだ! もっても構成メンバーは全員中年オジサンだけど)

ちなみに上段中央の写真は、大粒の雨から逃れるため林道途中のトンネル内に避難したメンバーである。結局林道で降りだした雨は止まず、ここで朝6時から2時間に及ぶトンネル内宴会に突入したのであった。(しかし、トンネル内は寒かった!)



さて、午前9時頃になるとさすがに雨も小ぶりになったことから、避難していたトンネルからもそもそ這い出しまた長〜い林道歩きを再開する。いつもなら退屈な林道歩きでも春のこの時期は、たらの芽・サンショウの若葉・アザミ等山菜を探しながら歩くので、ペースはあがらないものの、これも楽しい一時なのである。


本流筋は前日からの雨でコーヒー牛乳色の大増水につき、午前11時テン場に予定していた枝沢に入る。
ベースキャンプ設営後、さっそく釣りを開始したのであるが、


いきなり、初心者のはしが27センチお刺身サイズをゲット!

これで、俄然我々の鼻息も荒くなる!



2012年05月04日


しか〜し、なぜかイワナの反応はシブイ! なんかおかしくね〜か!と釣り上がってみると、上流から、ビクを満杯にした一人の釣り師が降りてくるではないか!


やっぱりゴールデンウィークの渓である。これじゃ〜今日の釣りは無理かと、早々に宴会モードに切替えるのであった。


酒の肴は、林道脇でとった山菜(たらの芽・こごみ・サンショウの若葉・アザミの新芽)&イワナの天ぷら(ワタを抜いたイワナをぶつ切りにし高温で揚げたもの)。アタマもシッポもパリパリ食べられ最高ですよ(^^)

そしてメインは、
はしの釣ったイワナで作ったイワナ寿司!焚火で炊いたゴハンが少々焦げてしまったが、硬めに炊きあがったゴハンは酢飯にするとちょうどいい感じになって、こちらも抜群にうまかった!(ただ、かずさんが握ったシャリが大きくて、どちらかというとイワナおにぎりてな感じかな)


ビールにウィスキー・日本酒と大量に酒を持ち込んだのであるが、ウワバミの隊長やきむさん達と違い、あまり酒の飲めない我々は午後8時には睡魔に負けて今年初めての焚き火宴会もお開きになったのであった。



2012年05月05日


翌5日の朝方にかけて前線が通過したのか、ものすごい風雨で目を覚ました瞬間、突風でタープが吹き飛ばされたのを感じた!

これで我々の装備はビショビショだなと思いながらも、シュラフから這い出す勇気がもてず、再び眠りにつく。次に目覚めた時には、風でめちゃくちゃになったテン場をかずさんが既に片づけてくれていた。


本日はテン場の下流部で綺麗なイワナを何本かあげた後、カズ隊員の「冒険しょうぜ!」の一言に引きずられ、シブシブ地形図をだす。
(実は、おいらは安全志向でロープや下降器を使う釣りはあまり好きではないんだよね!)


カズさんに先導されながら、急な斜面をグイグイ下がるも、崖にぶつかり進退極まる!ここでおいらとかずさんの6ミリ補助ロープを連結し10メートル程の崖を下降し無理やり本流に降りる。


しかし、苦労した降りた本流は昨日からの雨の影響ですごい水量である。膝下ぐらいの流れでもすごい水圧で押し戻される。なぜか本流では、まったくアタリがなくせっかく苦労して降りたのに1時間程釣りしただけで、あえなく撤退が決まったのであった。



2012年05月05日


テン場に戻り、こごみの塩ゆでと、かずさん特製激辛ラーメンを肴に乾杯(これ辛いよ!) 雪渓の雪で冷やしたハイボールは最高であった!


ここで、はしから突然のサプライズ!
「実は今年8月に結婚しますだって!」 この幸せもの! お相手は???
(はし邸にて、婚約者をご紹介いただきましたが、すらりと背の高い素敵な方でした)
ええな〜・ええな〜新婚てええな〜


今回の沢遊びの最高の肴は「はしの婚約発表であった」!


かず隊員のレポはこちら⇒


感想

群馬の渓は概ねおだやかな天気で特段危険は感じなかったのであるが、下山後に嫁からの心配メールでわかったことであるが北アルプスは大荒れで8人もの遭難死亡事故が発生していたとのことであった。つくづくソロで雪山に入らないでよかったと思うのであった。

しかし、さすがゴールデンウィークだね、天気が悪くてもイワナの放射能汚染報道があっても釣師は多かった!(もっとも我々もだけどね)




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