H24.12.16 山スキーことはじめ!


2012年12月16日



H24.12.16(日) 世間は衆議院選挙一色であるが、おいらと嫁は既に木曜日に期日前投票を済ませているので、家族で沼田の玉原スキーパークに初すべりに行ってきました。


もちろん、家族サービスの名を借りた、山スキー道具の実験のためである。

西風が強く天気はあまりよくなかったが、前日に雪が降ったらしく雪のコンディションはまあまあであった。しかし若者スノーボーダーの多さには正直閉口した。(若者よ!ちゃんと選挙権は行使してね!)


今回のレポは白クマ親分から譲り受けた山スキー道具を使ってみた率直な感想である。



まずスキー板(ロシノールバンディトB94)の感想!

普段カービング板ばかり履いているゲレンデスキーヤーのおいらとしては、滑り始めエッジの効きが甘いのではと感じた。しかし何本か滑って行くうちにこの板は最近のカービング板のようにエッジを効かせて滑るものではなく、エッジと板の裏面両方を使ってスピードをコントロールする板であることに気がついた。その後は嫁も娘もほっからかしにしてこの板の素晴らしさに魅了されてしまった。まさに運命の結婚相手に出会った感じである。兎に角、この板はバランスが良いのである!まずゲレンデスキーにおいては今まで自分が履いたなかでは一番良い(自分に合っている)板だと思う。
(ま〜あ定価10万円近くする板なんて履いたことなかったしね〜)


次に、ブーツ(ガルモント 兼用靴)の感想!

白クマ親分が4バックルの滑り重視のブーツと言っていただけあって、フォールド感はゲレンデ用ブーツとまったく変わらないような感じ。もっともと私は普段からバックルはあまりきつく締めないほうなので、ゲレンデを滑るにあたっては
特段痛く感じる箇所もなくいい感じである。まあ、玉原スキーパークは初心者コースしかないので、今度上級者コースがあるゲレンデにおいて攻めた時にどんな感じか実験してみたいと思います。


さて、山スキー道具でゲレンデを滑っても宝の持ち腐れなので、嫁と娘をレストハウスに残し、おいらは一人ごにょごにょとブナの森に消えたのであった。さて、初めてのシールの張り付けであるが、厚手の皮手袋では難しいと思い、化繊のミニ手袋に履き替えて作業にとりかかったのであるが、1本目はスキー板に対しまっすぐにシールが張りつかず板からシールがはみだしてしまった。2本目からはコツを掴みうまく張ることができました。白クマ親分からは撥水と張り付け確認のため雪と接するシール面に対し固形ワックスを塗るよう言われていたのであるが、シールの手入れがいきとどいているのか撥水も粘着もまったく問題ないようなのでこの作業は省きました。

シールも無事張れたので、さっそくビィンディングのヒールを解放しブナの森の緩斜面を登ってみる。ちなみに雪の量はつぼ足では膝上まで潜る深さであった。



初めての山スキー登高の感想は「浮力の高いスノーシューみたいだな!おもしれ〜かも?」

そして、調子こいて30分程ブナの森を歩き廻った後の感想は「足がイテ〜、こんなんで山登れるの?修行の道具じゃん!」である。


世田谷まで山スキー道具を受け取りに行った折、白クマ親分が「山スキーヤーとブーツの相性は永遠の課題なんだな!」と言っていたことの真意を身を持って知ったのであった!


こんなんで来週、神楽峰に行っちゃて大丈夫なのだろうか?






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