H22.5.3〜4 ゴールデンウィークの渓!


2010年05月03日


今年のゴールデンウィークは、嫁の希望もあり、家族で京都に行こうと考えたのであるが、3月に宿を探してみるとどこも満室で早々に諦めざるえなかった。


そんな訳で何の予定もたてないまま、ゴールデンウィーク直前まできてしまい、家族サービスとしては日帰りプラン(すべて嫁が企画)2つが急遽決まったのである。が・・・、4/29の潮干狩は娘の体調不良で中止となり、結局5/2に六本木ヒルズにボストン美術展(ゴッホやルノアール・モノの絵画展 ※私は人混みが苦手なので、ひどく疲れた)を見に行って家族サービスはお茶を濁す程度で終わらせてしまったのであった。(本当は、娘を北アルプスの涸沢に連れて行きたかったのであるが、嫁の猛反発によりあえなく撃沈したのであった)


さて、連休後半がフリーになったところで、どこかの山に登りに行こうと思っていたのであるが、ちょうどカズさんから5/3〜5/4でイワナ釣りのお誘いをうけたので、それに乗っかることにしたのであった。まあ、ゴールデンウィークの渓は、どこも釣人でごったがえしているので、釣果はあまり期待できないのであるが、久々の焚火と幕営を楽しみに参加することにしたのである。前日の終電で田沼駅に向かい、カズさんにピックアップしてもらい目的の渓には午前3:00には到着。しかし車止めには既に先行者のテントが張られており、さすがはゴールデンウィークであることを実感させられたのであった。



上流部には既にかなりの入渓者がいるので、とりあえず下流の本流に降りてみるが、さすが本流すごい水量である。のんびりと遡行を開始するものの、回廊となった箇所では、冷たい水に水線突破を諦め、高巻きを試みるも、こちらも立往生し懸垂の後、あえなく撤退を余儀なくされたのであった。ここで、当初計画を修正し枝沢に逃げ込んだのであるが、これがおおあたりの爆釣!早々に今夜のオカズ確保が終了となったのである。



最後は枝沢からルンゼを詰めて林道に復帰。ここからは退屈な2時間の林道歩きを経て上流部に再入渓したのであるが、そこは8人パーティーの大所帯が幕営している源流域とはおもえない賑やかな状況であった。とにかく一秒でも早く重いザックから解放されたかったのであるが、我々は静寂を求めて若干下流に下り、カズさんとっておきの合流部の砂地に幕営したのであった。



2010年05月03日


キープしたイワナ達はズックビクで生かしたまま運んだのであるが、2時間の林道歩きにも耐え、イワナの力強さには驚かされるのであった!

テン場の準備が整うと、徹夜の我々はそのまま夕方までお昼ねタイムへ移行〜夕まずに再度本流イワナと遊んだ後は、今回のメインイベントである焚き火宴会に突入したのであった!



2010年05月03日


こちらが沢宴会料理の品々である!

今回学んだこと

@いわなの刺身は血合をハンドタオルで拭き取ることにより、まったく水を使わない方法を試してみたのであるが、沢水で身を1度洗った場合と比べて、俄然うま味が濃厚であり、味が格段に良いことがわかった。(水を使ってしまううと、どうしても身が水をすってしまうようである)

Aイワナの塩焼は一晩かけて焼からすと、完全な燻製となり二日目の行動食にうってつけとなることがわかった。

B刺身のアラを中心にイワナの塩汁を作ったのであるが、二日目の朝にその残り汁に冷飯とタマゴを加えて作ったオジヤはイワナの出汁がきいていて、抜群に旨かった。しかも、温め直すだけなので、忙しい朝にはピッタリである。(今回は前日の夜に米を炊いたのであるが、サトウのゴハンやアルファー米でもいけると思う!)

Cなにはともあれ、生タマゴとネギは今後沢宴会には必携の食材と思う。



2010年05月04日


さて、二日目であるが、上流部は大所帯に占領されているので、枝沢を中心に遊んだのであるが、尺はでなかったものの、美しい良型イワナに出会え充実した二日間が無事終了したのであった。




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