H21.7.19 子供と沢を見に行くNo.3!


2009年07月19日


7月の三連休は娘と日光の奥白根に山登りを計画していたのだが、どうやら娘が夏休みの自由研究を「魚釣り」と決めてしまったらしいことがわかった。

釣りに連れて行ってくれとせがむ娘に、「近所の池でブルーギルを釣ろう!」と適当に済まそうとする私に、娘は「山でイワナを釣りに行くんだよ!」といっちょまえのことを言ってきたのである。

こうして、三回目の娘との釣りが実現したのである。今回も危なくない登山道が並走する近場の沢に行ってきたのである。実はこの沢には過去に山登りも含めて3回ほど娘と行っているのであるが、登山道が並走しているこの沢の魚はスレているのか、いずれもボーズで終わっているのである。

午前8時に車止めに到着、既に1台の先行者の車がデポしてある。小さな沢なので、この時点で釣果は絶望的であるが、とりあえず娘と登山道を登り始める。

20分程登山道を登り、沢に降りる。低山の沢なので水温は先日の新潟の沢と比べものにならないほど温い、ズブヌレになっても平気なので、娘にはちょうど良い水温である。
さっそく、娘も私の後に続き沢に足をいれるが、初夏の光差し込む渓が気持よいのか、すぐに水遊びになってしまった。

さて、釣りの方であるが、今回初めて娘もまともに自力で竿を振ったのであるが結果はまたしても惨敗! チビイワナを2匹バラシてお終わってしまったのである。
ただ、バラス瞬間を目撃した娘は「パパすごいすごい!」とオオハシャギであった。

私としては複雑な思いで、なんとか一匹釣らせてやりたいなと思ったが、そのうちあの赤い眼をしたブヨが娘にまとわりつき始めたので早々に山から降りてきたのである。




もっとも、最初から天然イワナが釣れる可能性などはなはだ無理と思っていたので、計画通り第2作戦発動に移行したのである。すなわち、この沢は下流部には町営の釣り堀があるのである。しかもニジマスとイワナ両方できるのである。

7月の三連休、大勢の観光客でごったがえしている町営釣り堀で、早々に娘は3匹ほどニジマスを釣る。続いてイワナの池に挑戦するが、イワナは賢くすぐに仕掛けを見破ってしまう。どう頑張ってもイワナは釣れそうにないと察すると、娘は今度はつかみ取りコーナーへと走り、全身ビショビショになりながらニジマスを追い回し始めた。

岩に追い込んで魚を捕まえる方法を教えてやろうと思ったが、捕まえた魚は買取制なので、私としては味の悪いニジマスをあんまり持ち帰りたくなく、娘が飽きるのをひたすら待つことにした。1時間ほどニジマスを追い回すと、さすがに飽きたのか、全身ビショビショになりながら水からあがってくる。2回分の着替えを用意してくれた嫁に感謝である。

ちょっとずるいが、娘が遊んでいる間にイワナ2匹を買い(釣らなくてもよいのである)その場で塩焼きにしてもらう。釣ったニジマス3匹はおみやげに持って帰ることにした。ちなみにイワナは1匹350円、ニジマスは1匹200円。町営だけあってなかなかリーズナブルである。注:塩焼きにすると各100円増しです。

こうして、お手軽にイワナの炭火塩焼きを堪能!イワナ大好きの娘は骨までしょぶるように食べ、そのきれいな食いっぷりに店のおじさんも大喜びであった。
こんなんで、娘との夏休み最初の休日も無事終了したのであった。




感想
たけお 娘とのイワナ釣りも今回で3回目となったが、いずれもボーズが続いている。娘が一緒に遊ばなくなる前になんとか1匹釣らせたいものである。

娘    ニジマスはばかだけど、イワナは頭が良いね!食べてもイワナの方がおいしいし、今度は山でイワナを釣りたいよ!




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