H21.6.20〜21 上越の沢!


2009年06月20日


「6月20日〜21日の二日間で新潟県に釣に行きませんか!」とカズさんから誘われた。
場所はカズさんのホームグランドである、上越の沢である。しかも、沢を詰めて峠まで登ってしまい、尾根伝いに帰ってくるというなかなか冒険的なプランである!

新潟県は、ほぼ無知の私にとっても魅力的なお誘いであったが、梅雨のこのシーズンである天候だけが少々心配であった。

金曜日は仕事を早めに切り上げて、終電一本前で田沼駅に到着。カズさんにピックアップしてもらい、その足で北関東自動車道経由で真夜中の関越道を走る。

今回はhebereke隊長は仕事が追込みらしく不参加!カズさんと二人での渓泊となったのである。隊長だと、我々の体力からすると無謀ともいえるハードな計画ばかりたてるのであるが、今回は幕営且つ釣り登山のミックスであるものの、登山道が並走したコースであることから安全安心プランなのである。



2009年06月20日


午前2時に入渓点に到着、もちろんこの時間だと一番乗りである。2時間程仮眠をとり、空が白やんできた午前4時行動を開始する。
天気は快晴とまでいかないものの、なかなかのグットコンディションである。

朝一番の沢!朝の気持ちの良い空気の中でフライを飛ばすカズさん!
さすがは、ホームグランドである。すぐにキープサイズを1匹ゲット! しかしこの後が続かなかった。



2009年06月20日


かなりの苦戦なか、私にも待望のアタリが! しかしやっと釣れたイワナはおちびちゃんである!

気持のよい渓であるが、アタリは渋い! しかも林道が並走しているため、後続の釣師達が次々と頭抜けしていく。まあ、人気河川ではしかたがないことと、その後はいったん登山道に戻り上流部に移動する。



2009年06月27日


こちらが、上流部の風景! とびきりの美渓である。私向きの渓相になってきて、俄然やる気がでてくる。・・・が、相も変わらすアタリがない!イワナは居るのだけど食い気無し、今年はイワナのはずれ年なのか、難しい釣りにだんだん飽きてくる。



2009年06月27日


振り返ると、いつのまにか雲が消えて「上越のマッターホルン!」の異名を持つ大源太山がにょっこりと顔をだしていた。



2009年06月20日


その後の渓は気持のよい滝のオンパレードである。どれも難しい滝でははないものの、一定のスリルは味わえ、シャワークライムで火照った体をクールダウンする。
上流部は初心者(中級者かな?)には楽しい沢登りフールドである。



2009年06月20日


午後3時、二畳ほどの砂地がある絶好の天幕ポイントを発見!既に2人ともクタクタであることから、ここでツエルトを張り宴会に移行である。
イワナはカズさんの一匹のみであったが、丸大ハムをはじめ大量の食糧を持ち込んでいたので、酒のさかなにはまったく困らなかったのである。

なかでも、カズさんが持参(家の冷蔵庫からくすねてきた)したエリンギを使っての、ホイル焼きは絶品で、下戸の我々はすぐに腹が膨れて眠くなってしまった。

明日は4時に起きて清水峠まで登る計画とし、午後7時の日の入りと共に就寝した。



2009年06月29日


翌日は朝4時頃から猛烈な雨音で起こされる。カズさんと相談の結果、登山は中止し、登山道伝いでの撤退が決定した。
午前6時、カズさんがいれてくれた熱いコーヒーと菓子パンで朝食を済ますと、毎度のことながら憂鬱な雨の撤収作業に取りかかる。
長い林道歩きを経て午前9時には車に到着、その後1時間程下流部で竿を振るも目立った釣果もなく納竿。



2009年06月20日


帰りは、越後湯沢の温泉で汗を流した後、名物けんちん定食を食し、二日目はほぼ観光旅行気分で今回のミッションも無事終了したのであった。

感想
人気河川らしく、釣りは難しかったものの、すばらしい風景と滝に出会えた二日間であった。沢登コースとしても面白いと思う。カズさん、どうもお疲れ様さまでした(^^)




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