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07:40 立木観音駐車場
09:00 阿世潟
09:30 阿世潟峠
10:00 電波棟岩峰
11:00 社山、山頂
12:30 阿世潟峠
14:10 立木観音駐車場
昨年の10月に男体山を登った折、中禅寺湖の対岸に見事な円錐状の山がきれいにみえた。社山(標高1,826m)である。とりわけ高くはない山であるが、中禅寺湖と一体になった景観はスバラシイの一言であった。
この時から、今度は逆にあの山の頂上から、中禅寺湖と男体山を眺めてみたい衝動にかられた。花の時期に登ればすばらしいのだろうけど、日帰りでアクセス簡単とくると中高年にも人気の山らしく、花のシーズンには多くの登山者で賑わう山のようである。
静かな登山を楽しむには今の時期と、3/22社山登山を計画したのである。今年は暖冬で多分雪はほとんど溶けていると思われるが、頂上付近にはまだ雪もあり、登山者もかぎられると思ったからである。 |
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メンバーは、最近購入したアイゼンを使いたくてしょうがないカズさんと、またしても愚弟、そして私の3人である。
予報では天気は降り坂とのことであったが、なんとか午前中はもちそうな様子であった。少々不安もあったが、せっかくみんなのスケジュールを合わせたので決行することにした。※本来、悪天候があらかじめわかっている場合は山に行くべきではありません!それは山登りではなく、単なる「業」になります。もっとも今回は悪天候下における装備の機能調査の山行と割切って臨むことにしたのである。
朝5:00、千葉からやってきた愚弟と自宅を出発。私の車に乗換えて、佐野の道の駅「みかも」にて6:00にカズさんと合流する。そのまま東北自動車道佐野インターから空き空きの日光宇都宮道路を経ていろは坂をのぼる。
朝7:40に中禅寺湖湖畔の立木観音駐車場に到着。200台は止められそうな大きな無料駐車場であるが、ほぼ無人状態であった。朝の中禅寺湖はなまり色の雲のもと、シーンと静まりかえっている。この時点では、男体山は雪の少ない山頂までくっきりと見えて、その先には雪で真っ白な奥白根までのぞむことができた。 |
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とりあえず、雨が本降りになった時点で撤退しようと3人で確認し、湖岸に沿った舗装道を歩き始める。
道は所々で雪がアイスバーン化しており、すこぶる歩き難かった。いくらも歩かないうちに、イタリア大使館記念公園に到着。まだ休憩するには早いので、ここはスルーし、阿世潟を目指す。
ドーンと存在感抜群の男体山を右に眺めることで、長い湖畔歩きも飽きることがない。
途中、中禅寺湖と男体山の風景がすばらしい場所を発見し、記念撮影と休憩をいれる。この時点で男体山の山頂にはガスがかかりつつあったが、まだまだ視界は良好であった。 |
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9:30 阿世潟到着、この場所は以前キャンプ場であったらしく広けているものの、現在はキャンプ中止の看板が掲げられていた。鹿の鳴き声が尾根の方から聞えるが姿は確認できなかった。
ここからは標高1,410mの阿世潟峠まで登りとなる。カズさんと愚弟はアイゼンを装着する。今までのグジュグジュ雪とは変わり、だんだん雪もしまってくる。 |
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30分程で簡単に峠に到着、峠を境に足尾側の斜面はまったく雪がない。中禅寺湖側の斜面は雪に覆われ、くっきりと尾根を境に足尾側の斜面には雪がないのがひどくおもしろく感じた。樹木の少ない足尾の谷を眺めながら、今年は5月に「にごり小屋」を探しに足尾の渓に行くことを思いだした。(※昨年、当ホームページと通じて知り合った桐生のS氏と、6月に松木沢奥の「ニゴリ小屋」で会うことを約束したのである。) |
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峠からは、最初くっきりと社山まで尾根道が見えたのであるが、みるみるうちにガスに覆われてしまった。
まずは、電波棟のある岩峰を目指す。尾根上はまったく雪がなく、丈の低い笹に覆われているが、鹿の糞がやたらに多く気になった。笹の葉もみな鹿に食われているし、皮を食い剥がされた樹木も散見され、ひどく痛々しかった。痩せ尾根もあり雪が積もっていると危険な場所もある。 |
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10:00 電波棟に到着、小ぶりの雨が降り出したが特段問題ないことから山頂に向かう。
しかし、晴天であれば展望の良い尾根道であるのだろうが、ガスでまったく何も見えなかった。 |
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やがて尾根も雪が多くなり、ガスも濃くなる。10メートルほど先を歩くカズさんの姿が見えなくなる程視界が悪い。再び撤退するか3人で相談するが、珍しくいつも弱気の愚弟が30分程で山頂のはずだから登ろうと言い出した。 |
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そのまま、視界真っ白な尾根を20分程度登ると山頂らしき立札があった。
11:00 山頂到着、視界がまったくないので登頂の感動はあまりない。狭い山頂で座ることもままならず、早々に下山を開始する。 |
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11:30 風のない中禅寺湖側の斜面で食事にする。ビールを雪に埋めてお湯を沸かす。が、私の場合ガスとバーナーの相性が悪く、火力がまったく安定しない。プリムスの正規のガス缶は高いので、100円ショップのガス缶を持参(ネットで購入した怪しいアダプターで連結)したのであるが、どうも標高の高い場所や寒いところではまったく火力が安定せずダメである。本格的雪山の共同装備であったら致命的である。※教訓:ガス缶はケチてはいけないのである。
早々に湯沸しを諦めカズさんにお湯を恵んでもらう。カズさんの持参した餃子やシュウマイを炙って肴にビールで乾杯!祝福のひと時である。カズさんごちそうさまでした(^^) |
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さて、腹がふくれたらあとは下山するだけであるが、山全体がガスに包まれ、視界は真っ白!登山道はしっかりしているので、迷子になることはないのであるが、景観をまったく望めず、すこぶる退屈で長く感じる下山となった。
13:00 中禅寺湖に到着するも視界はゼロ!この後長い湖畔歩きを経て、14:10無事立木観音駐車場に到着。帰りに「やしおの湯」に寄り、今回の山行も無事終了した。 |
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