H20.4.29 鳴神山ファミーリー登山(娘7歳)!


2008年04月29日


娘が小学校で、オセロゲームを教わったらしく、しきりにオセロをやろうとせがまれた。とりあえず、娘が負けた回数だけ一緒に山登りに行く事を条件に、娘(7歳)からの勝負にうけてたった。結果は、娘の0勝5敗!我ながら大人気ないと思ったが、勝たせてしまうと調子づくので、コテンパに打ちのめしてやったのである!悔しさで顔を歪める娘の顔ときたら、乳歯である前歯2本が抜け落ちているのも手伝って、まさに「子鬼!」のようであった。

こうして、4月29日「昭和の日」は娘と、桐生の鳴神山に山登りに行く事に決定した。この山は今まで登ったことがないものの、この近辺の沢は何度も釣りに出かけているので土地感はあるし、標高979メートルと「山と高原の地図」記載のコースタイムも往復2時間半、子供の足でも倍の5時間あれば問題なしと、日帰り登山にはピッタリの山なのである。

嫁にも「お手軽登山だから、一緒に行こうぜ!」と誘ったら珍しくついてきた。もっとも、嫁は「三毳山」程度の山と認識してしまったらしく、当日の装備は「靴はスニーカー、バックは化粧品が入っていると思われるポシェットのみ!」・・・食料、水、着替等一切なし。はっきりいって近所のスーパーに買い物に行く格好で車に乗り込んできた。半分呆れながらも、おもしろいので、だまっていることにした!

※「三毳山」 まったいらな関東平野に最初に突き出している佐野の低山
  (標高229メートル)、遊歩道が完備していて、子供のハイキング入門コース
  として最適!

ゴールデンウィーク中で東北道はかなり混んでいたものの午前9時、木品側の登山口に到着。リアシートでヨダレをたらしながら、爆睡状態の嫁と娘を起こし準備開始である。登山口となる某高校の合宿所前は道路工事中であったことから、他の登山者と同じく手前の路肩に駐車することにした。



2008年04月29日


合宿所前の大きな鳥居をくぐると、杉林に囲まれた沢沿いに登山道がある。ちゃんと整備されており、こいつをズンズン進んでいく。この調子なら、簡単な山とたかをくくっていたら、30分も歩くと登山道は、岩がゴロゴロしたガレ沢に変わってしまった。チョロチョロ水が流れている場所もある。私と娘は固めのソールの靴を履いてきたが、嫁はただのスニーカーなので、これはチョット辛そうである。

しかしながら、ヤマブキの黄色い花、ヤシオツツジのピンク色の花、モミジイチゴの白い花がそれぞれ登山道をいろどり、新緑の優しい緑とあいまって、気持ちの良い登山である。娘からも「きてよかった、お父さんありがとう!」と嬉しくなる言葉がこぼれてきた。娘のスピードにあわせ、他の中高年登山者に次々と抜かされながらも、ゆっくりと高度をかせいでいく。

今回もすれ違う登山者の方が、みな娘を褒めるので、娘は上機嫌で、先頭をズンズン登っていく。リュックの中は先日私が詰めてやった、お菓子が満載されている・・・・はず?



2008年04月29日

9:45
登山開始から45分、岩だらけの登山道でバテはじめた嫁は、「こんな、ガラガラ道もうやだ、話しが違うここで待ってる!」と早くもリタイヤ宣言!

娘との相談の結果、手ぶらで登ってきた嫁に、アクエリアス500mlと飴玉一袋を渡し、ここにデポしていくことになった。(多分、寂しくなって後から追いかけてくるだろうけど!)



2008年04月29日

11:01
その後は、快調に進む娘と二人で11:00に肩の広場に到着!多くの登山者はこのまま頂上に進むなか、我々はレジャーシートを敷きここで休憩、嫁の到着を待つことにした。

さっそく、娘のザックの中から、先日大量に買ってやったお菓子を取り出そうとすると、なんとポテトチップ一袋しかないではないか? 娘に聞いてみると、どうやら、前日に嫁と二人で食べてしまったらしい!我が家には「あたまの黒い親子ねずみ!」が時々出没するのである。

ポテトチップスを食べながら、待つこと10分程で、嫁がゼーゼーしながら登ってきた。他の登山者に、「一人手ぶらで黄昏ている」状態を心配されたのが恥ずかしく、急いで追いかけてきたとのことである。



2008年04月29日


30分程の休憩の後、ここから10分程度の頂上に向かう。ここからの景観はヤシオツツジのピンクの花がスバラシイの一言に尽きる。この花目当ての登山者で山頂付近は大渋滞である。



2008年04月29日

11:32
11:30、山頂に到着、天気は若干ガスがはいり展望はそれほどでもなかったが、快晴の時にまた登りたい山である。



2008年04月29日


10畳程のスペースがある山頂は、食事をするには絶好のロケーションであるが、既に10名程の登山者が食事をしており、身動きもとれない状態であった。早々に隣の仁田山岳に移動するも、こちらも難民キャンプ状態である。



2008年04月29日


さて、下山である。嫁は位置エネルギーを最大限に生かし、スンズン先頭で降りていってしまた。

帰りは子供は気が緩み怪我をすることが多いので、常に娘に「ゆっくり、ゆっくりだよ!」と声をかけながら、登りより長い2時間かけ下山。 こうして、今回のファミリー登山(ハイキング)も無事終了。

コースタイム
登山口9:00⇒肩の広場11:00〜11:30休憩⇒11:40山頂⇒13:50登山口 合計5時間

感想

たけお ヤシオツツジがすばらかったが、人気の山らしく登山者の数がすごかった!

嫁    これから、1年は山登りはいきません!(私は山より街が好き!)

娘    ご褒美にりかちゃん人形買ってくれ!



2008年04月29日


鳴神山の花々! 




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