5/27 ヤマヒルの沢へ!


2007年05月27日

山椒の新芽
新緑に包まれ、1年で渓がもっとも輝く季節、5月!本来なら渓に入浸りなのであるが、ゴールデンウィークは家族で尾瀬旅行、その後はゴルフ、弟家族を誘ってのバーベキューと続き、そして娘の幼稚園の参観日と、イベントが重なり、釣りに行けない日々が続いた。しかし、やっと5月27日、田植えが終ったW次長を誘い3年ぶりにN川に行くことに!実はこの沢、ヤマヒルの沢なのである。魚影はそこそこ濃いのだが、あのズボンを尺取虫のように這い登ってくるヤマヒルの姿を思い浮かべると、どうしても足が遠のいてしまうのである。が、今回はヤマヒル対策を万全にとり、午前8時N川車止めに到着。
※ヤマヒル対策 
その1 ズボンとスパッツの間にガムテープを巻き、ヤマヒルの侵入路を遮断!
その2 ハッカ水を化粧水用の小型スプレーに入れてポケットに装備!



2007年05月27日

9:08
車止めには既に1台の車が止まっていた。もっとも、午前8時では当然である、先行者が入ることは折込済み。この沢も何本かに枝分かれしていることから、枝沢にエスケープすることも可能なのである!30分程林道歩きの後、試しに本流筋の沢にぶどう虫を流すと、すぐに小型のイワナが飛びだしてきた。どうやら先行者は釣人ではなく、山菜取りのようである。しかし、今日の釣りはすべてリリースすることにしている。1匹キープしてしまうと、その後何とか家族分キープしようと真剣になってしまい、のんびりとした釣りが楽しめなくなるからである。我が家は3人家族であるが、W次長宅は7人の大家族!我々の腕では10匹キープすることは、到底不可能なのである。



2007年05月27日

8:30
私も、チビイワナ2、3匹に遊んでもらった後、自分のズボンを見回すと、早くも尺取虫のように1匹のヤマヒルがズボンを這い登ってきているのを発見!既にひざ上まできている。しかし、今回はパニクルこともなく、落着いてズボンから秘密兵器(ハッカ水スプレー)を取りだし、噴射! 一瞬でヤマヒルはちいさくちぢこまり、デコピンで難なく撃退!



2007年05月27日

12:12
その後、釣りのコツを覚えたのか、W次長が18センチ程のイワナをたてつづけに3匹程釣上げるも掟に従いすべてリリース! 正午に揚げピーをつまみに缶ビールで乾杯し、今回の釣行無事終了。しかし、渓で飲むビールは普段飲む同じものより数段うまい!本来、酒が飲めなかった私であるが、35歳になってやっと、酒のうまさがわかってきたような気がする。とはいっても、生中2杯が限界であるが・・(^^)



2007年05月27日


帰りは1時間程林道歩きし、その後、山里の蕎麦屋で、そばとイワナの塩焼きを注文(今回キープ0の為、はじめていわなの塩焼きを注文してみたが、家で焼く場合と大差なく、なんとなく安心してしまった。塩加減についてはうちの嫁の方が上手かも?) 素朴な田舎そばと養殖イワナを堪能した後、午後5時帰宅。家に着くと、娘が玄関前で絵本を持って「口をヘの字」にして待ち構えていた。嫁さんの話しによると、最近時計が解るようになった娘は、3時に帰るといった私のいい加減な言葉をまに受け、もう2時間も庭で待っていたとのこと。帰るなり、娘は「パパ、庭に小さなミズバショウがあるよ!」と、目を輝かせ、私を庭の片隅にひっぱっていた。そして、娘の得意顔のその先には、「ドクダミの白い小さな花が黄昏時の春の光を浴び、輝いていた。」




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