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K川支流、T沢探検釣行へ
H條師匠の話では、K川支流F沢から尾根ひとつ隔てた隣にT沢という沢があり、以前、そこへ苦労して入渓したことがあるとのこと。どうやらF沢から岩壁をロープでよじ登りながら行くようなところらしい!F沢への入渓だけでも、林道から200m近くも踏跡を下らないと沢をおがめない場所だけに、そこからさらに仙道を使い尾根一つ超えるようなところへは、よほどの物好きしかいないのだろう。訪れる釣人も稀で、まさにイワナ天国だったとのこと。この話を聞いてどうしても、砥沢に行きたくなり、中学時代の同級生で近所に住む悪友、粕Y選手と6/5午前1:30鷲宮町を出発! |
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一般道を利用し、入渓地点に到着したのは、午前5時。途中、赤城山の峠越えはひどい濃霧の為、徐行運転を余儀なくされ! 平成の大合併により沼田市の一部になった利根村では、K川林道を見落とし! K川林道では入渓地点を間違えて、あやうく滑落しそうになる!(粕谷選手はこの時、岩にぶつけて膝を負傷!) 我々がグズグズしているうちに、残念!F沢入渓で他のパーティーに先を越されてしまった。 |
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F滝の上で、先行者2名と挨拶を交し、さっさく情報収集。てっきり、この人達はF沢を釣り上ると思っていたのだが、意外にも我々と目的は同じで、これからさらに尾根を越えて「砥沢」に入渓するとのこと!しかたがないので、我々は砥沢探検を諦めて不動沢を釣り上ることに!ベテランの雰囲気を全身から発信している先行者二人は我々をニコニコ見ながら休憩している。
彼らの目前で竿を出すのは、かなり緊張したが、兎角、ぶどう虫をエサに、流れに竿を出すと、スーと目印が流れより早く下流に動き出す。一呼吸おいて「エーイ」と強めにあわせると・・・ラッキーなことに第一投目からイワナをゲット!よく太った23cmの美しい魚体に見惚れていると、後ろから先行者二人がまたニコニコして「パチパチパチ」と拍手している!
オオー何ていい気持ちなんだ!幸先の良いスタートを切った私は何度もペコペコと恥ずかしさを隠すように、ベテランさん達に頭を下げ沢を釣り上ることに(^^) |
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今日は瀬には魚が入っていないのか、アタリが無いまま有名な大釜に到着!ここは、以前より実績があるポイント!チョウチン仕掛けの竿を置き竿にして、淵用の仕掛けを準備していると、傍らから粕谷選手が「オイ、キテル!」と無線が入ってきた。はっと置き竿に目をやると、竿先が既に水中に引き込まれている! |
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釣り上がったのは、美しい20cmのイワナ!この直後、今までアタリがなかった粕Y選手の竿にアタリが!傍で見ている私にも、大きいとわかる引き!粕谷選手が慎重に(奴はいつも慎重すぎて、獲物をバラシたり、ポイントを荒らして台無しにしてくれることが多い!)魚を寄せようと試みるが、如何せん、竿さばきがヘタクソで魚が寄ってこない!そのうち、イワナが岩の隙間に飛込んでしまい、ウントモスントモいかなくなった! |
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悔しがる粕Y選手!私は「イワナ釣はガッンと強く合わせて、いっきにブッコ抜くもんだ!こいつは、もう諦めろ!」と偉そうに、すっかり意気消沈した粕谷選手に教訓をたれていると・・・・、「オーまた動き出したゾ!」粕Y選手の叫びに、私は急いでタモ網を取出す。岩の隙間から飛び出して来たイワナが竿の誘導で私の側に寄ってきた瞬間、すくいあげることに成功! 粕Y選手も大満足の25pの良型イワナ! この釜で粕Y選手はもう一匹ゲットするもその後、アタリがなくなる。 |
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釜の上流、初夏の美しい風景。今日はアブ等の虫も少なく、涼しくさわやかな快適な遡行。午前8時、先行して釣っている粕谷選手に無線を入れる。「今日は釣りより、探検主体に計画してきたのだから、やっぱりT沢に行って見ないか!もう、自宅で食べる分は確保したのだし、後ろから入る分には、先程のベテランさん達も気を悪くしないだろう!」私の提案が通り、F沢は釣りはここで終了。一路F滝へ戻ることに(^^) |
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F滝から、16mmのロープを使い尾根越え挑戦!ここから先は未体験ゾーン!ハーネス、エイトカン、ヘルメット等探検装備で身をかため、崖をよじ登るとそこには、一本の仙道が! |
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かなり荒れた仙道、何度も確認しないと道の存在さえわからない!不安定な大岩が頭上にある場所や、足を滑らせたら遥か下の(50mぐらい)谷底までノンストップで落ちてしまいそうな、両脇切立った尾根!肝をつぶす場所を何箇所か慎重に進むこと40分。遂に沢の音が聴こえてきた! |
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遂に、T沢に降り立つことに成功!興奮する我々は初めて触れる清らかな流れで顔を洗い、記念撮影!さすがにここまで来る釣人は稀に違いない!はたしてここは、イワナ天国なのだろうか?
しかし、何だろう、粕谷選手のこの格好は? ウェーディングシューズ、ウェーディングソックス、ハーネス、エイトカン、ザイルと山岳釣行のひととおりの装備をしているのに、何故か「半ズボン」? おまけに、途中で転んで膝から出血している。
私が濡れても平気な格好で来いよ!(私の場合、ユニクロの100%化繊下着と、サティーで買った100%ポリエステルジャーズとパンツ、化繊は濡れても直ぐ乾く!まちがっても沢遊びをする時は、綿製品を着てはダメ、一度濡れると中々乾かない!)と言ったことを何か勘違いしたのだろう!先程出会ったベテランさん達も彼の格好には不思議に思ったことだろう。 |
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この沢には、ヒルはいなかったが、もしいたら多分凄いことになっていただろう!半ズボンの話は終わりにして、さっそく、砥沢での釣りスタート!写真中央の白濁している落込み手前にぶどう虫を落としこむと・・・・グググ、待望のイワナのアタリしかもこいつはでかい! |
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今回の仕掛けは1号通し、かなり頑丈! ガッツンの強く合わせて掛かりを確認すると、一気にぶっこ抜いた! デカイぞ、水の近くに降ろすと、逃げられる可能性がるので、イワナは後ろの藪の中へ。計ると26cmの良型イワナ!(^^)/ こんなイワナを釣りたくて、この沢まで来たのである!やったーうれしー |
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その後、T沢本流は先程のベテランさん達が入っていることから、名前のわからない枝沢に入ってみるが、釣れれ来るのは小物のみであることから、午前10:00、今回の釣行を終了! |
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帰りは粕Y選手がバテテしまったものの、午前11:30不動滝に到着、その後K川林道までの厳しい登りを何とかこなし、正午には車止めに到着。今回の釣行も無事終了となる。せっかくK川まで来たのだから、もっといっぱい釣りをすればいいのではと少々思いもしたが、一般道での帰りの道のりを考えるとこんなもんでいいのではと思う。
渓流釣りは体力が続くかぎり、一生付合える趣味と思っているので、何も欲張ることはない。徹夜していることから、帰りは激しい睡魔に襲われ、途中仮眠をとってのノンビリとした帰路は4時間かかり、午後5時自宅到着。
出迎えた娘と一緒にすぐに昼寝(夕寝?)し、午後8時、大河ドラマを見ながらイワナの塩焼を堪能し、しみじみと良い釣行だったと、思い出し笑いをしている(^^) |
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